3本足のキツネ

8月に入り区内の畑にキツネが歩き回っているとの、情報が入りました。

冬には餌を求めての足跡が雪の上に残るので、キツネの行動はわかります。夏場今の時期は、軒先にやって来ることはまずありません。なにげなく見ていると、歩き方がおかしいのです。どうも後ろ右足が使えないようです。眺めていると私を悲しい顔でじっと見ます。逃げません。

役場にも連絡が行ったようで、エキノコックス等も心配なので慎重に捕獲して山に逃がしたらしく、昨日今日には見かけなくなりました。しばらく、区民の間でも「3本足のキツネ」として、話題になっていたようです。

新十津川は近年、外来生物アライグマの食害により農家の方々に甚大な被害が及んでいます。収穫物が畑一面食い荒らされているのです。罠を設置して駆除しているのですが、そういう罠にかかったのでしょうか? それとも人間に慣れて、餌をねだって車と接触したのでしょうか?
いろいろ考えさせられた、「3本足のキツネ」でした。